コラム

2019.6.6

AZコラム【6/3 定期分析報告】

AZコラム【6/3 定期分析報告】

いつもお世話になっております。6月3日 月曜日のAZコラムです!

≪ 支持率速報 ≫と≪ 次回繁忙時~繁忙時後を想定して ≫についてのレポートになります。

ご一読ください。

※数値は全国支持率

 

前回の新台の支持率推移

20円スロット

機種名 支持率% 前回差%
ハナビ通 120% 新台
実況BINGO倶楽部 143% 新台
超美ら沖 163% 新台
S冬のソナタ 77% ▲45%
天晴!モグモグ風林火山 134% ▲35%
ボンバーパワフル 95% ▲13%
黄門ちゃま女神 97% ▲4%
ドンちゃん2 95% ▲8%

 

いままで支持率の上下動が少ない機種

機種名 支持率% 前回差%
バジリスク絆 180% ▲3%
沖ドキ 152% +3%
ディスクアップ 147% 0%
マイジャグラーⅣ 145% +4%
マイジャグラーⅢ 128% +7%
GOGOジャグラー 117% +4%
GOジャグ2 129% ▲1%

 

旧基準機AT/ART

機種名 支持率% 前回差%
ハーデス 87% ▲3%
凱旋 95% 0%
星矢1 117% ▲7%
番長3 62% ▲2%
サラ番 95% 0%
黄門ちゃま喝 78% %+5
ラブ嬢 123% ▲2%

 

Reゼロ×アニメコンテンツ

機種名 支持率% 前回差%
Re:ゼロ 189% ▲8%
まどか1 111% ▲1%

 

今週も新台は厳しい数値でのスタートとなっています。長中期貢献は厳しいと判断できます。やはり集客と訴求の中心は【バジリスク絆】【Reゼロ】となり、次いで

【いままで支持率の上下動が少ない機種】

【旧基準機ATART】

【Reゼロ×アニメコンテンツ】

となります。ただし、注目は〈星矢1:117%:▲7%〉の支持率が続落していることです。

前回お伝えした通り、【Reゼロ⇆星矢1】のユーザーの相関は強く、Reゼロの増台後は大幅に減少傾向となっています。また同2機種を中心としての集客訴求はもちろんですが、以降【ガルパン2⇒あの花⇒まどか3】などアニメ系話題機が続くため、並行して同コンテンツへの心証管理を行っておきたいと考えております。

*継続した心証管理でアニメコンテンツの遊技に対する敷居をさげておき、7月8月の増客期でより同コンテンツへの遊技参加人口を増やす目的もあります。

 

前回の新台の支持率推移

4円パチンコ

機種名 支持率% 前回差%
Pうる星やつら 280% 新台
CRマクロス3LightVer 261% 新台
P SHOW BY ROCK!! 203% 新台
PバイオHリベレーションズ 224% 新台
P緋弾のアリアⅢ設定付 114% ▲62%
PハイスクールDD319 122% ▲46%
P JAWS再臨設定付 161% ▲35%
CRキャッツアイ最高の~ 85% ▲17%
CRどらきゅあ107Ver 140% ▲15%
Pゾンビリーバボー 81% ▲11%
P DD北斗ジャギ 112% ▲12%
P GANTZ2 108% ▲12%
P 海JAPAN2 88% ▲6%
Pゴッドイーター MV319 95% ▲11%
Pゴッドイーター MP199 98% ▲11%
CRターミネーター 50% ▲48%
P 冬ソナSweet 127% +4%

 

旧規則ミドルスペック

機種名 支持率% 前回差%
北斗無双1 224% +5%
慶次漆黒 145% +2%
北斗7転生 91% ▲4%
ルパンGold 88% +1%

 

海部門

機種名 支持率% 前回差%
大海4MTB 154% 0%
沖海4MTC 123% +2%
大海4アグネス119 95% +4%

 

ライトスペック

機種名 支持率% 前回差%
Pヱヴァ超暴走 93% ▲3%
Pアクエリオン最終決戦 104% +8%
シンフォギア 104% +2%

 

今週は上記のようにライトスペック主体の入替となります。「うる星やつら」「マクロス3」はライトスペック機種としては非常に良い数値となります。

*GW前の「GANZ2」「Gイーター」で250%程度のスタート

全体稼働は前週と比較しても減少している中でユーザーの注目度は非常に高い機械であると推察されます。少し前のセオリーである【新台=粗利】ではなく現在は

【長中期貢献が見込めない機種=粗利】としつつ、特にお客様視点では遊びやすく、ある程度の射幸性をもつ「ライトスペック」の運用と心証管理はシェアと粗利を同時に維持していく上で重要な要素と考えられます。

「うる星=30代後半~40代以上」

「ヱヴァ超暴走=30代」

「あの花=20代前半~」

と様々な機種、コンテンツの登場で年代別のカテゴリも確立されてきました。

店舗様のスタッフオペレーションでも対象と想定されるお客様ごとに案内内容を変えられればよりベターとなります。ただしまだ旧内規と新規則機が混在し、射幸性の観点からは旧内規へユーザーは回帰する傾向となるため、話題機であっても適正台数での導入と運用を行い、長期視点での部門育成を考えていきたいと思っております。

 

7月まではスロット部門でも主力機種の不足となっています。このようなPS新台の求心力が弱い週に数値が上昇する機種/部門は今後も平常時のシェアに影響が強い機種であると想定できるため、そのような観点も持ちながら営業をしていきたいと考えております。

 

②次回繁忙時~繁忙時後を想定して

「牙狼8:5万台」「仕置人:5万台」が市場に投入

「(以前の)新台、準新台」―大きく離反

「ライトスペック」―中程度の影響、一部は一時的な離反

「北斗無双1」「慶次漆黒」「旧規則機」―一時的に離反

「スロット部門」―一時的にPへ

「海」―一時的に離反

「北斗無双1」「慶次漆黒」「旧規則機」へ回帰(3週間後~)することが高い確率で予測されます。スロット部門も同様の傾向となります。

「仕置人」の導入から3週間後はちょうど(7/21―8/12)8月のお盆商戦への突入時期と重なります。ここで「仕置人」「牙狼8」を推すのか?それとも回帰することを想定して「無双1」「漆黒」「旧2400機」、そして「スロット」に切り替えて推すのか?

結論からですと、【後者を推す方が効率的】であると考えております。主な理由としては

(5万台+5万台=供給過多)

(P新規則機<CR旧規則機、S旧基準機)

(P新規則機=射幸性不足)

となるためです。

お盆期間は「牙狼8:32000発」「仕置人:38000発」程度の見込みとなるため、

そこに「CR旧規則機」「S旧基準機」の施策や企画を加えていくことで

集客、売上の最大化を図ります。

店舗規模や導入台数によってはお盆商戦前に“低貸への分散”“お盆後の売却の決定”をしておきたいところです。また、上記などの理由から今回のGW後と同様にお盆商戦後は大きくミドル部門の稼働が落ち込むことが予測されます。そのため、

・事前にライト部門の育成による受け皿対策

・コンセプト島などの形成によるコンセプトファンの定着

・(噂される)「北斗8」の導入に向けた事前訴求の開始

がお盆商戦後に競合からシェアを奪うためのポイントとなると考えております。

多くの店舗はお盆商戦前の準備~お盆期間の売上の最大化を重視してくると思われます。

当然期間中の売上、粗利は重要ですが、長い9連休を利用して9月の「北斗8」の訴求をいかに行えるか?が減客期でシェアを落とさないためのポイントとなりそうです。今年のお盆商戦後はBIGコンテンツの登場となりますので今から「北斗8」導入までをイメージした戦略を立てておきたいと考えております。

 

以上乱文ですがご参考いただければ、と思います。

ご質問、ご支援の問合せなどございましたら

中嶋・佐々木・畠中までお問合せください。

よろしくお願い致します。

AZ商圏分析担当 畠中