コラム

2019.9.19

AZコラム【9/17 定期分析報告】

AZコラム【9/17 定期分析報告】

いつもお世話になっております。9月17日火曜日のAZコラムです!

≪ 支持率速報 ≫≪年末に向けて②10月~11月の主な取り組み≫についてのレポートになります。

ご一読くださいませ。

(*16日が祝日のため、17日の観測となっております)

前回の新台の支持率推移(※数値はすべて全国支持率)

4円パチンコ新台

機種名 支持率% 前回差%
Pガンダム逆襲のシャア 240%
P新鬼武者狂喜乱舞 219%
Pジューシーハニー2  176%
P北斗の拳8 覇王 229% ▲62%
Pルパン三世~神々の~ 175% ▲52%
Pウルトラセブン2LightVer 211% ▲54%
P銭形平次2 123% ▲46%
Pぶいぶい!ゴジラ 152% ▲53%
P鉄拳 極 114% ▲24%
Pすしざんまい極上5700 96% ▲13%
Pリングバースデイ 113% 0%
P必殺仕置人 136% ▲6%

 

旧基準ミドルスペック

機種名 支持率% 前回差%
CR北斗無双1 201% 4%
CR慶次漆黒 129% 11%
CR北斗7転生 84% 7%
CRルパンGold 71% 4%

 

海部門

機種名 支持率% 前回差%
CR大海4MTB 145% 2%
CR沖海4MTC 116% 3%
P海JAPAN2 50% 1%
CR大海4アグネス119 93% 3%

 

ライトスペック

機種名 支持率% 前回差%
Pヱヴァ超暴走 50% 2%
CRシンフォギア 87% 1%
Pうる星やつら 63% 2%

 

「P逆シャア:240%」ーライトタイプとしては高い数値となりますが、ガンダム、マクロス、偽物語などのコンテンツは初日に膨れ、減少が早い傾向があるため、運用と台数に注意しておきたいです。やはり、シンフォギアをメインで構え後発の中古機導入で、鮮度の維持と機種数を増やすことを推奨します。

「P鬼武者:219%」ーミドルタイプの初日としては非常に低い数値です。

同機種を主役とするのか?
北斗8を新台の主役と位置付けるのか?
によりそれぞれの台数と運用方法を決定していきたいです。
(S北斗天昇があるため、北斗8の優遇を推奨)

また「P北斗の拳8覇王:初日支持率239%」

「P北斗の拳8覇王:2週目支持率291%:前回差+52%」

「P北斗の拳8覇王:3週目支持率229%:前回差▲62%」

4円パチンコ部門は減少トレンドとなっていくことが想定され、季節指数の要因もありますが【新台⇒新台】で前新台、今新台の双方の貢献週を大きく落とす可能性が高くなります。

現状、メイン集客機は「北斗無双1」「慶次漆黒」となりますが、準主役機としては「仕置人」また現高支持率機の「北斗8」であるため、同2機種の稼働貢献週に影響を及ぼす新台の導入台数は避けておきたいところです。

「北斗8」を貢献期間中の主役とするのであれば次週の「P逆シャア」「P鬼武者」は脇役機種とした運用=粗利重視、低貸への分散もこちらの2機種からなどを検討し、あえての差別化も検討しておきたいです。P機の傾向からも脇役とする機種は価格、支持率の落ち着いた後発での中古機、少台数の導入で問題はないです。

 

前回の新台の支持率推移

20円スロット6号機新台

機種名 支持率% 前回差%
Sラブ嬢2 197%
S Sビンゴギャラクシー 137%
S劇場版まどかマギカ叛逆の~ 195% ▲46%
S TIGER&BUNNY 135% ▲25%
Sオーバーロード 110% ▲26%
Sあの日見た花の 44% ▲12%
S麻雀格闘俱楽部3 97% ▲6%

 

いままで支持率の上下動が少ない機種

機種名 支持率% 前回差%
バジリスク絆 186% 5%
沖ドキ30 159% 9%
ディスクアップ 119% 4%
マイジャグラーⅣ 153% 7%
マイジャグラーⅢ 130% 4%
GOGOジャグラー 120% 6%
GOジャグ2 126% 4%

 

旧基準機AT/ART

機種名 支持率% 前回差%
ハーデス 94% 3%
凱旋 99% 3%
星矢1 107% 0%
番長3 71% 6%
サラ番 107% 4%
黄門ちゃま喝 77% ▲1%

 

Reゼロ×アニメコンテンツ

機種名 支持率% 前回差%
SRe:ゼロ 98% 2%
まどか1 132% 1%
まどか2 82% ▲2%

 

それぞれ導入初日支持率は「Sラブ嬢2:197%」ー「Sまどか叛逆:208%」「Sオーバーロード:211%」「Sあの花:196%」「S鉄拳4:191%」「Sガルパン2:189%」となり、初日数値だけでの判断だと比較的高い数値となりますが、高MYタイプにも関わらず、「Sオーバーロード」よりも低い初日支持率であることは懸念材料といえます。

【初回50%突破型】OR【Reゼロタイプ】、どちらがお客様の反応が良いのか、を見極めておきたいです。ただし、初期支持率は機種を問わず上昇傾向であることから、現在のユーザー志向と以降年末に向かって流動ユーザー層を獲得するにあたっては、貢献週は問わず、新台導入時の新機種の運用は優遇しておきたいところです。

また
「Sまどか叛逆:初日支持率208%」

「Sまどか叛逆:2週目支持率241%:前回差:33%」

「Sまどか叛逆:3週目支持率195%:前回差:▲46%」

のように推移しており、弊社が3週目の基準値としていた【3週目:支持率250%以上を満たしていない】ため、4週目以降は適正台数化(商圏/自店支持率を参照しながら)を行いつつ、常に店舗支持率(商圏内の自店の優位性の基準数値)を100%以上とし、ユーザーに選ばれやすい環境を維持しておきたいです。

 

≪年末に向けて②10月~11月の主な取り組み≫

先に述べた通り、「まどか叛逆」の支持率は200%を切り始めたため、今の傾向から予測すると店舗間格差が大きく広がると考えられます。このときにしっかり自店の数値、商圏の数値(台数シェア)(客数シェア)を把握し、適正台数、適正粗利で運用することができるか?は12月の年末商戦に向け非常に重要となります。

理由は10月~11月の(S北斗天昇導入までの)間は「バジ絆」など「旧基準機」「ジャグラー」がスロット部門の主力機となるため、これらの部門に過度な粗利負担をかけることは稼働の低下を招くためです。整理すると

10月~11月の北斗天昇導入までは
・「まどか叛逆」の適正台数化、適正運用による利益の確保
・「バジ絆・旧基準機・ジャグラー」がメインとなるため、これらの機種の予算配分を優先
・上記を優先しつつ、「S北斗天昇」の導入前施策を実施

これが流動シェアを獲得しつつ、既存シェアを維持するためにもっとも効果的となると考えられます。

パチンコ部門では大きな話題機の登場もなく、流動シェアの獲得が難しい期間であるため「海系、甘デジ、ライト、低貸」など常連層、年配層へのケアを中心に行うことで12月年末商戦のスロットへユーザーが大きく流動する際に自店シェアを維持することを目的とします。

 

またさらに有効な提案や詳細な手法は中嶋塾本講義で公開予定です。(次回は9/28(土))

ぜひご来塾、ご視聴くださいませ。

最後までご覧いただきありがとうございます。

ご質問、ご支援の問合せなどございましたら

(株)AZエンターテインメントまでお問合せください。

よろしくお願い致します。

商圏分析担当:畠中(ハタケナカ)