コラム

2019.9.27

AZコラム【9/24 定期分析報告】

AZコラム【9/24 定期分析報告】

いつもお世話になっております。9月24日火曜日のAZコラムです!

≪ 支持率速報 ≫≪年末に向けて③S北斗の拳天昇≫についてのレポートになります。

ご一読くださいませ。

(*23日が祝日のため、24日の観測となっております)

前回の新台の支持率推移(※数値はすべて全国支持率)

4円パチンコ新台

機種名 支持率% 前回差%
Pガンダム逆襲のシャア 286% 46%
P新鬼武者狂喜乱舞 241% 23%
Pジューシーハニー2  204% 28%
P北斗の拳8 覇王 184% ▲45%
Pルパン三世~神々の~ 133% ▲42%
Pウルトラセブン2LightVer 196% ▲15%
P銭形平次2 87% ▲36%
Pぶいぶい!ゴジラ 156% 4%
P鉄拳 極 98% ▲16%
Pすしざんまい極上5700 89% ▲7%
Pリングバースデイ 89% ▲24%
P必殺仕置人 118% ▲18%

 

旧基準ミドルスペック

機種名 支持率% 前回差%
CR北斗無双1 200% ▲1%
CR慶次漆黒 112% ▲17%
CR北斗7転生 67% ▲17%
CRルパンGold 62% ▲9%

 

海部門

機種名 支持率% 前回差%
CR大海4MTB 142% ▲3%
CR沖海4MTC 111% ▲5%
P海JAPAN2 45% ▲5%
CR大海4アグネス119 90% ▲3%

 

ライトスペック

機種名 支持率% 前回差%
Pヱヴァ超暴走 47% ▲3%
CRシンフォギア 84% ▲3%
Pうる星やつら 56% ▲7%

 

「Pガンダム逆襲のシャア:初日支持率240%」

「Pガンダム逆襲のシャア:2週目支持率286:前回差+46%」

ー週末の「ライト部門全体への影響も高く、同部門全体への高い相乗効果」がありました。
このような効果、また今年のお盆期間中も同部門の上昇幅が大きかったことからも
年末年始のシェア確保には必須の部門であると考えられます。

7月ライト部門―打込支持率78%:打込シェア11%

8月ライト部門―打込支持率81%:打込シェア11%

9月ライト部門―打込支持率88%:打込シェア13%

と【打込支持率=一台当たりの打込み比率】【打込シェア=部門全体の打込比率】
ともに上昇中であり、ユーザーへの認知はさらに加速することが予測されます。

ただし現状、全国平均では(玉粗利はハイミドル部門よりも高いため)ユーザーへの負担(体感も実際も)はハイミドル系機種と同等となっていることが課題となります。

全国的に「北斗無双1」「慶次漆黒」「ミドル海系」「ライト系」のみシェアを維持、その他は軒並みシェアを落としているため、9月~11月の減客期は前述の機種/部門の優遇と低貸のケア、年末年始の稼働を見越すのであれば「ライト部門の育成」がもっとも効果的と判断できます。

 

前回の新台の支持率推移

20円スロット6号機新台

機種名 支持率% 前回差%
Sラブ嬢2 220% 23%
S Sビンゴギャラクシー 114% ▲23%
S劇場版まどかマギカ叛逆の~ 157% ▲38%
S TIGER&BUNNY 108% ▲27%
Sオーバーロード 103% ▲7%
S麻雀格闘俱楽部3 92% ▲5%

 

いままで支持率の上下動が少ない機種

機種名 支持率% 前回差%
バジリスク絆 184% ▲2%
沖ドキ30 156% ▲3%
ディスクアップ 123% 4%
マイジャグラーⅣ 151% ▲2%
マイジャグラーⅢ 129% ▲1%
GOGOジャグラー 118% ▲2%
GOジャグ2 125% ▲1%

 

旧基準機AT/ART

機種名 支持率% 前回差%
ハーデス 88% ▲6%
凱旋 95% ▲4%
星矢1 103% ▲4%
番長3 56% ▲15%
サラ番 104% ▲3%
黄門ちゃま喝 80% 2%

 

Reゼロ×アニメコンテンツ

機種名 支持率% 前回差%
SRe:ゼロ 83% ▲16%
まどか1 125% ▲7%
まどか2 71% ▲11%

 

それぞれ導入2週目支持率は「Sラブ嬢2:220%」「Sビンゴギャラクシー:114%」と同タイプにも関わらず導入2週目で大きな差ができています。

大きな要因のひとつとして「Sビンゴギャラクシー」の設定データは

設定⑤【公表値107%⇒実際104%】―MY2000
設定⑥【公表値110%⇒実際103%】―MY1900

対して「ラブ嬢2」の設定データは

設定⑤【公表値106%⇒実際105%】―MY2300
設定⑥【公表値112%⇒実際111%】―MY3300
(*導入~9月24日まで、AZ調べ)

となっておりMYが低いため出率が公表値よりも低くなっていることが挙げられます。

玉単価も高く、ユーザーにとっては「吸い込みがキツく、跳ね返りはショボい機械」といった印象となっていると推察されます。(MY値より、⑤>⑥をメインで運用がベター)

また、前回新台を含む上記主要機種の支持率の減少は顕著となっており、かわって旧基準機(主に撤去が迫る機械)の支持率が上昇傾向となっています。

・6号機新台=導入初期に放出予算=心証UP&集客

・新台導入3~4週後=旧基準機への訴求へ切り替え=集客

とうまく予算配分を切り替えていきたいところです。

(ディスクアップ)(Reゼロ)など粗利確保が困難な機種の比率が高くなっているため、予算の配分がよりシビアになっています…

 

≪年末に向けて③S北斗の拳天昇≫

今更感もありますが、年末商戦最初の?話題機となる「S北斗の拳天昇」について、
【初日~2週目支持率により以降の扱いが大きく変わる(変えるべき)機種】
であると考えております。

仮説1)初日支持率220%以上~2週目支持率280%を超える場合
⇒ユーザーの評価は「Reゼロ以上」となり、6号機高純増タイプの筆頭機種となり、
年末の【バジリスク絆&ハーデス撤去特需の恩恵を最も受ける】

仮説2)初日支持率200%以下~2週目支持率270%以下の場合
⇒ユーザーの評価は「Reゼロ以下」となり、以降順次リリースされる「6号機高純増タイプ」によりシェアの減少が続き、あくまで【絆&ハーデス撤去特需に一定の上昇率となる機種の一つ】

となることが想定されます。「Reゼロ」導入時における支持率の推移は

・初日支持率190%~2週目支持率280%

であったことより上記2つの仮説が成り立ちます。特に(仮説2)のケースにおいては

【S北斗天昇:初期台数30000台程度】

【S Reゼロ:初期台数5000~10000台程度】

であることも踏まえると、3週目以降のシェア減少幅も大きくなると考えられるためです。

(仮説1の場合)―年末のS撤去特需対策としては【凱旋+S北斗天昇の全面訴求】プラスαが最も効果的となります。

(仮説2の場合)―年末のS撤去特需対策としては【凱旋の全面訴求+残存旧基準機の全面訴求】プラスαが効果的となります。

当然これらに商圏の状況や自店の状況を加味しての施策や計画を実行することになります。

12月の増産も予定されており、年内【S北斗天昇:5万台】となることが予想されるため、
同機種の運用方法は年末の業績や集客に大きく反映されることを想定しておくべきと考えています。

 

 

またさらに有効な提案や詳細な手法は中嶋塾本講義で公開予定です。(9月は9/28(土))

ぜひご来塾、ご視聴くださいませ。

最後までご覧いただきありがとうございます。

ご質問、ご支援の問合せなどございましたら

(株)AZエンターテインメントまでお問合せください。

よろしくお願い致します。

商圏分析担当:畠中(ハタケナカ)