コラム

2019.10.3

AZコラム【9/30 定期分析報告】

AZコラム【9/30 定期分析報告】

いつもお世話になっております。9月30日月曜日のAZコラムです!

≪ 支持率速報 ≫≪年末に向けての今≫についてのレポートになります。

ご一読くださいませ。

前回の新台の支持率推移(※数値はすべて全国支持率)

4円パチンコ新台

機種名 支持率% 前回差%
Pガンダム逆襲のシャア 239% ▲47%
P新鬼武者狂喜乱舞 201% ▲40%
Pジューシーハニー2  178% ▲26%
P北斗の拳8 覇王 170% ▲14%
Pルパン三世~神々の~ 123% ▲10%
Pウルトラセブン2LightVer 192% ▲4%
P銭形平次2 81% ▲6%
Pぶいぶい!ゴジラ 141% ▲15%
P鉄拳 極 99% 1%
Pすしざんまい極上5700 80% ▲9%
Pリングバースデイ 92% 3%
P必殺仕置人 120% 2%

 

旧基準ミドルスペック

機種名 支持率% 前回差%
CR北斗無双1 203% 3%
CR慶次漆黒 120% 8%
CR北斗7転生 72% 5%
CRルパンGold 63% 1%

 

海部門

機種名 支持率% 前回差%
CR大海4MTB 146% 4%
CR沖海4MTC 116% 5%
P海JAPAN2 46% 1%
CR大海4アグネス119 94% 4%

 

ライトスペック

機種名 支持率% 前回差%
Pヱヴァ超暴走 49% 2%
CRシンフォギア 92% 8%
Pうる星やつら 57% 1%

 

「P逆襲のシャア239%:前回比:▲47%」

「P鬼武者狂喜乱舞201%:前回比:▲40%」

と大きな減少幅となっています。対称的に「CR北斗無双」「CR慶次漆黒」などの【CR機】は予想通り支持率の上昇傾向となっています。10月11月は大きな話題機の登場予定がなく、既存「P機=減少」となります。

「P機支持率減少⇒CR機支持率上昇」という流れが続くことが予想されます。

このような流れの中でも前述のように「P仕置人」は支持率120%以上の高い水準で支持率、稼働が前週の計測時に比べ上昇しています。このような固定島として活用できる機種への定着化は重要です。

やはり12月までは基本軸として【海、甘デジ、低貸】への定着化の促進を優先的に行い、機械購入は最低必要限とし、機械代などは抑えておきたいと考えています。ただし、どの店舗においても同様の方向性をとると考えられるため、シェアアップというよりは自店のシェアを維持する意味合いが強くなります。

そのような状況の中で【P仕置人】【Pライト部門】のシェア上昇はいち早く取り組むとこで競合との差別化を図ることができます。前回の中嶋塾の講義でもご提案した「時速コーナー」なども差別化のためのひとつの取り組みと言えます。

 

前回の新台の支持率推移

20円スロット6号機新台

機種名 支持率% 前回差%
Sラブ嬢2 183% ▲37%
S Sビンゴギャラクシー 88% ▲26%
S劇場版まどかマギカ叛逆の~ 144% ▲13%
S TIGER&BUNNY 100% ▲8%
Sオーバーロード 105% 2%
S麻雀格闘俱楽部3 95% 3%

 

いままで支持率の上下動が少ない機種

機種名 支持率% 前回差%
バジリスク絆 185% 1%
沖ドキ30 160% 4%
ディスクアップ 120% ▲3%
マイジャグラーⅣ 149% ▲2%
マイジャグラーⅢ 128% ▲1%
GOGOジャグラー 117% ▲1%
GOジャグ2 124% ▲1%

 

旧基準機AT/ART

機種名 支持率% 前回差%
ハーデス 89% 1%
凱旋 95% 0%
星矢1 105% 2%
番長3 60% 4%
サラ番 104% 0%
黄門ちゃま喝 80% 0%

 

Reゼロ×アニメコンテンツ

機種名 支持率% 前回差%
SRe:ゼロ 87% 4%
まどか1 128% 3%
まどか2 73% 2%

 

導入3週目に入り支持率は「Sラブ嬢2:183%」「Sビンゴギャラクシー:88%」
また「まどか叛逆:144%」と引き続き減少傾向となっています。

「Reゼロ」「まどか叛逆」など一定台数以上を保有する場合、
【減台を検討するにも代替機種がない状態】
となっているのではないでしょうか?閑散期の減客期トレンド、増税のための打ち控えなど店舗にとっては逆風となっている状態です。

・低貸の増台
・「Reゼロ」「まどか叛逆」での放出による集客施策

が思い浮かびますが、費用対効果が低いため、あくまで予算達成(利益確保)を重視した営業を行い、11月の「S北斗天昇」の動向を見極め、12月の【S高射幸機撤去】に備えたいところです。

この12月【S高射幸機(主にバジ絆・ハーデス)撤去】の影響はPS両部門にとって非常に大きなものとなります。「S北斗天昇」「Sルパンイタリア」「S他高純増」などで受け入れる場合は確実に放出を伴います。「CR北斗無双」「CR慶次漆黒」などパチンコ部門での受け入れにも放出を伴うことが想定されます。

このタイミングでアクションを起こせないと確実にアクションを起こした競合に多くの旧基準機ユーザーが流れることになります。その場合、後追いでシェアを奪い返すことの方がより体力を使うことになります。

 

 

≪年末に向けての今≫

それぞれを踏まえてまとめると現在は減客期トレンドであり、機械による求心力は非常に低い時期であるため

P=「海、甘デジ、低貸」=中古機入替や年金支給日での仕掛けでシェアの維持を優先
年末以降の仕込みで「Pライト部門」「P仕置人(要店舗数値確認だが)」の育成

S=「ジャグラー、低貸」=中古機入替や年金支給日での仕掛けでシェアの維持を優先
減客期の仕掛けとしては【撤去直前の旧基準機×バラエティ=撤去特需シェアの獲得】

上記を基本として、PSともに機械購入は必要最低限とし、年末に大きくアクションを起こすための準備をしておきたいと考えています。

 

 

 

またさらに有効な提案や詳細な手法は中嶋塾本講義で公開予定です。(次回は10/26(土))

ぜひご来塾、ご視聴くださいませ。

最後までご覧いただきありがとうございます。

ご質問、ご支援の問合せなどございましたら

(株)AZエンターテインメントまでお問合せください。

よろしくお願い致します。

商圏分析担当:畠中(ハタケナカ)