コラム

2019.11.29

AZコラム【11/25 定期分析報告】

AZコラム【11/25 定期分析報告】

いつもお世話になっております。11月25日月曜日のAZコラムです!

≪支持率速報≫≪来季に向けての今③≫についてのレポートになります。

ご一読くださいませ。

前回の新台の支持率推移(※数値はすべて全国支持率)

前回の新台の支持率推移(※数値はすべて全国支持率)

4円パチンコ新台

機種名 支持率% 前回差%
P烈火の炎3 227% ▲24%
P AKB48 誇りの丘LightVer 218% 5%
P Fトータルイクリプス 226%  ▲30%
P 鳳凰∞ 183%  8%
P亜人319Ver 143% ▲49%
P亜人199Ver 153% ▲31%
P忍者ハットリくん319Ver 131%  ▲41%
P忍者ハットリくん中忍199Ver 120%  ▲51%
PA 七つの大罪エリザベスVer 161%  ▲38%
P牙狼コレクション 168%  ▲40%
PA緋弾のアリアAA JD設定 145%  ▲40% 
P華牌R 144%  ▲11%
P劇場版まどかマギカ 147%  ▲16%
Pデビルメイクライ4 76%  ▲10%
PアクエリオンW気持ちいいVer 132%  ▲5% 
Pデジハネガオガオキング3 97%  ▲11% 
Pスカイレーサー 83%  ▲9%
Pクィーンズブレイド3レイナVer 109%  ▲16% 
P AS海物語JP2 太鼓の達人 103% ▲10%
P義風堂々2(1個返) 156%  
Pガンダム逆襲のシャア 76% ▲4%
P新鬼武者狂喜乱舞 73% 1%
P北斗の拳8 覇王 91% ▲8%
Pルパン三世~神々の~ 73% ▲2%
Pウルトラセブン2LightVer 121% ▲10%
P必殺仕置人 92% ▲5%

 

旧基準ミドルスペック

機種名 支持率% 前回差%
CR北斗無双1 208% ▲5%
CR慶次漆黒 130% ▲6%
CR北斗7転生 70% ▲3%
CRルパンGold 66% ▲1%

 

海部門

機種名 支持率% 前回差%
CR大海4MTB 146% ▲6%
CR沖海4MTC 115% ▲3%
P海JAPAN2 39% ▲7%
CR大海4アグネス119 87% ▲4%

 

ライトスペック

機種名 支持率% 前回差%
Pヱヴァ超暴走 48% ▲1%
CRシンフォギア 89% 5%
Pうる星やつら 54% ▲4%

 

前回新台、前々回新台を含めた新機種は特に特徴のある動きはしておらず、その多くは貢献週が6週程度(支持率100%割れ)となることが予想されます。

ただし、その中でも注目しておきたい機種はライト機種の

「P義風堂々(1個返し)」

であり、こちらは

【今回支持率:156%】

【前回支持率:156%】

【前々回支持率:156%】

と3週連続で支持率が下げ止まっており、今後の注目機種となります。考えられる要因として

・過去2~3年の傾向を見ても慶次系は一旦下げ止まったあと、年々上昇を始める傾向
・女性層・年配層も遊技する傾向
・“いそまる”が実践動画をUPしたこと
・ライト機種の認知拡大(遊技シェア)が進んでいること

などが挙げられます。若年層が遊技できるコンテンツ、短時間遊技層向けの機種、また「P機」「CR機」も多くリリースされており、中古導入の選択肢も幅広いラインナップとなります。店舗ごとの個性も出しやすい部門であるため

【絆・ハーデス撤去後のひとつの対策(遊技動機の創出)として】

検討する価値は十分にある部門であると考えられます。

来年以降の新機種では

「P花の慶次蓮」―スペックは置いておいて、慶次系は女性層、年配層が遊技する傾向、上記P義風堂々や慶次漆黒などの相乗効果を狙った導入

「Pバイオハザード2」―シリーズ訴求は弱いが短時間遊技には適したスペックであるため、短時間コーナー、駅前商圏、高継続コーナー用に導入

「Pウルトラ6兄弟」―京楽のシリーズ訴求(P仕置人、Pまどか2、P AKB123)など中長期の稼働が見込める機種の稼働促進用

など機種のスペックに重きを置いた判断のみでなく、自店舗における運用の方向性を基にした導入/台数可否判断をしていきたいと考えています。

 

前回の新台の支持率推移

20円スロット6号機新台

機種名 支持率% 前回差%
Sパチスロ北斗の拳天昇 157% ▲39%
S蒼穹のファフナーExodus 154%  ▲23%
Sサラリーマン金太郎Max 125%  ▲30% 
S闘魂継承アントニオ猪木 82%  ▲25%
S呪怨AT 84% ▲10%
Sカードバトル ガンダム 62% ▲2%
Sラブ嬢2 81% 3%
S劇場版まどかマギカ叛逆の~ 78% ▲5%
S TIGER&BUNNY 59% ▲2%
Sオーバーロード 59%  

 

いままで支持率の上下動が少ない機種

機種名 支持率% 前回差%
バジリスク絆 177% 2%
沖ドキ30 152% ▲7%
ディスクアップ 117%  
マイジャグラーⅣ 157% 6%
マイジャグラーⅢ 135% 5%
GOGOジャグラー 122% 1%
GOジャグ2 133% 6%

 

旧基準機AT/ART

機種名 支持率% 前回差%
ハーデス 100% 5%
凱旋 93%  
星矢1 108% 1%
番長3 61% ▲2%
サラ番 105% 1%
黄門ちゃま喝 81% 4%

 

Reゼロ×アニメコンテンツ

機種名 支持率% 前回差%
SRe:ゼロ 52% ▲5%
まどか1
まどか2 74% ▲3%

 

今回の定期観測は5の日の影響により「ジャグラーの支持率が伸びる傾向」にありますので、この要素を含めて各機種の支持率の変化をご確認くださいませ。

前回の中嶋塾講義内容にあった「岡山県の現状」どおり、

【バジリスク絆のユーザーは確実に北斗天昇に移行する(20~30%程度)】

ことはほぼ確実となります。そのため、全国的には

【6号機における絆ハーデス層の受け入れ先=「S北斗天昇」「Sエウレカ3」】
【5号機における絆ハーデス層の受け入れ先=「凱旋」「Sバラエティ」】

となることが想定されます。

今のうちに「バジリスク絆×S北斗天昇」、また「凱旋×Sバラエティ」の島構成にしておき、撤去後にスムーズにユーザーの移行を促せる状態にしておくこともひとつの有効施策となります。

また現在の岡山県の状況をみても

【ジャグラー部門の遊技時間が増える=稼働アップ】

は顕著に表れています。撤去後の集客要素としては

【6号機=S北斗天昇、Sエウレカ3】
【5号機=凱旋、Sバラエティ】
【ジャグラー(Aタイプ)】

がスロットのメインとなると考えられます。

これらの優先順位を定め、週末・特日・新台入替などの施策、戦術を組み立てていきたいと思います。

*小台数機種のなかでも一定の上昇が見込める機種は

「バイオハザードリベレーションズ」
「閃乱カグラ」
「バジリスクⅢ」
「地獄少女宵伽」
「戦国コレクション2」
「リング呪いの7日間」
「サラリーマン番長」
「番長3」
「ゴッドイーター」
「政宗2」
「エウレカAO」
「黄門ちゃま喝」
「まどか2」
「ディスクアップ」

Aタイプ系は

「コードギアスCC」
「ハナビ」
「グレートキングハナハナ」
「バーサス」

6号機では

「蒼天朋友」
「星矢SP」
「ヱヴァ777」

となります。6号機で少しでも上昇している機種があることに注目したいですね。

このような中で店舗ごとの特徴をユーザーに伝えていきたいと考えています。

 

≪来季に向けての今③優先順位≫

パチンコ部門の“新台の購入について”とスロット部門の“S北斗の放出について”ですが、すべて実施したくてもできない、いやそれはそもそも机上の空論では、、となります。

弊社が考える来季に向けた取り組みの重要度順の優先順位として

優先順位①:【海部門】【ジャグラー部門】ーここは来季に向け利益率など調整してはいけない部門

優先順位②:【PS高支持率安定機種】=来季もお客様が確実に残る部門/影響する部門
P=「北斗無双」「慶次漆黒」「P仕置人」「甘デジ部門」
S=「バジリスク絆」「S北斗天昇(現在~12月末程度まで限定)」

優先順位③:【瞬間的集客機種/部門】=支持率の一時的な上昇機種/部門⇒旬の集客要素
P=「シンフォギアなどライト系機種」
S=「ハーデス」「モンハン月下」「主役は銭形」

優先順位④:【メイン以外のPS新台】=お客様が瞬間的にでも集まるため
PS=「上記以外の新台機種など」

「S北斗天昇」の放出は“優先順位②”となります。この

【②を優先するために優先順位①で粗利を取る=NG】

となります。北斗にお客様をつけたいからと言って海・ジャグラーの粗利率をあげるのはNGです。同様に現在はハーデスの撤去前特需により、同機種での集客施策や放出は非常に高い効果がありますが、それはあくまで優先順位③であり、①と②を放棄してまで実施する必要はない施策であると考えます。

「P牙狼コレクション」などは現在の優先順位でいくと④にあたるため、緊急度は低い部類に入ります。

繰り返しますが、現状来季に向けたシェア獲得のための優先順位①は

【海部門・ジャグラー部門】

であり、ここは来季に向け利益率など調整してはいけない部門となります。

ここを最優先した上で②>③>④の順に取り組みたいと考えています。もちろんすべて予算的に実施可能であれば高い効果が得られることは間違いありません。

 

 

またさらに有効な提案や詳細な手法は中嶋塾本講義で公開予定です。(次回は12/21(土)

ぜひご来塾、ご視聴くださいませ。

最後までご覧いただきありがとうございます。

ご質問、ご支援の問合せなどございましたら

(株)AZエンターテインメントまでお問合せください。

よろしくお願い致します。

商圏分析担当:畠中(ハタケナカ)