コラム

2019.7.17

AZコラム【7/16 定期分析報告】

AZコラム【7/16 定期分析報告】

いつもお世話になっております。7月16日 火曜日のAZコラムです!

今回は月曜日が祝日のため、平日の火曜日の数値データを基にしております。

≪ 支持率速報 ≫と≪牙狼、仕置人、北斗の効果的な運用≫についてのレポートになります。

ご一読ください。

※数値は全国支持率

前回の新台の支持率推移

4円パチンコ

機種名 支持率% 前回差%
P 牙狼冴島鋼牙 285% +54%
P ハーデスジャッジメント 102% ▲48%
P うる星やつら 121% ▲28%
P バイオHリベレーションズ 85% ▲16%
P GANTZ2 67% ▲18%
P 冬ソナSweet 105% ▲8%

 

旧規則ミドルスペック

機種名 支持率% 前回差%
CR北斗無双1 200% ▲18%
CR慶次漆黒 134% ▲22%
CR北斗7転生 86% ▲12%
CRルパンGold 76% ▲11%

 

海部門

機種名 支持率% 前回差%
CR大海4MTB 140% ▲12%
CR沖海4MTC 110% ▲9%
P 海JAPAN2 61% ▲10%
CR大海4アグネス119 90% ▲6%

 

ライトスペック

機種名 支持率% 前回差%
P ヱヴァ超暴走 67% ▲15%
P アクエリオン最終決戦 79% ▲11%
CRシンフォギア 103% ▲2%

 

【牙狼8:初週231%→2週目285%(+54%)】と遊技人口の大幅な上昇となっています。 注目は【前回新台群】【海部門】【旧規則ミドルスペック】【ライトスペック】と ほぼすべての部門の主要機種の支持率が減少していることです。

→〈牙狼8のみ+54%〉ということは減少した分(ユーザー)は【牙狼8へ集中している】 と判断できます。やはり初動集客力は次回の北斗コンテンツと並び、非常に高いものとなっています。

≪牙狼、仕置人、北斗の効果的な運用≫へ続く

 

前回の新台の支持率推移

20円スロット

機種名 支持率% 前回差%
ガールズ&パンツアーG 202% +13%
スーパードラゴン 55% ▲22%
ハナビ通 77% ▲8%
実況BINGO倶楽部 88% ▲4%
天晴!モグモグ風林火山 62% ▲11%
黄門ちゃま女神 76% ▲10%

 

いままで支持率の上下動が少ない機種

機種名 支持率% 前回差%
バジリスク絆 186% +2%
沖ドキ30 154% ▲3%
ディスクアップ 131% 0%
マイジャグラーⅣ 145% +3%
マイジャグラーⅢ 122% ▲1%
GOGOジャグラー 113% ▲1%
GOジャグ2 121% ▲1%

 

旧基準機AT/ART

機種名 支持率% 前回差%
ハーデス 95% ▲2%
凱旋 101% ▲2%
星矢1 119% ▲2%
番長3 62% ▲3%
サラ番 100% +1%
黄門ちゃま喝 77% ▲4%
ラブ嬢 130% +4%
エウレカ2 151% +8%

 

Reゼロ×アニメコンテンツ

機種名 支持率% 前回差%
Re:ゼロ 156% ▲4%
まどか1 117% 0%
まどか2 80% ▲5%

 

「ガルパン2」は(初日支持率189%→2週目202%(+13%))となっており、低単価スペック(Aタイプ系機種など)にみられるように非常に緩やかな推移であると判断できます。*Reゼロは「初日183%→2週目283%(+100%)」

「ガルパン2:低スペック機」と「Reゼロ:高MY機」はコンテンツは類似しているものの、6号機のカテゴリの中ではそれぞれ低単価機と高単価機に分類されます。

(6号機低単価機)―「ガルパン2」「まどか叛逆」「Tiger&Banny」 過去の機種では「鏡」なども低単価機に分類される。
(6号機高単価機)―「Reゼロ」のみ

いままで(6号機=低スペック)と一括りにされていた中、Reゼロの登場で今後6号機部門も カテゴライズされていくことが想定されます。旧基準機だと―「GOD系」「絆系」「ジャグ系」のように、カテゴライズされた部門の中で安定商品を育成することが重要となります。

Reゼロのヒットで一般ユーザーもアニメ機種への参入障壁がさがり遊技客層の幅も拡大している中で、今後は6号機の中でも遊技層毎に嗜好も多様化することになります。

さらに今後は旧基準機の撤去により遊技単価がさがり、売り上げは必ず減少します。

ではどのように期間粗利を補填するのか?
これは時間粗利が減少する分、ユーザーひとり当たりの遊技時間(滞在時間)を引き延ばすことで同等の期間粗利を得ることが、店舗とユーザー双方にとってWINWINの関係となります。

6号機は出率に従順かつ、設定示唆も豊富であるという特徴(メリット)を持っています。 機種ごと、設定毎の特性を理解し、運用することが今後さらに重要になります。

【景品金額の多寡<少額でも勝利頻度の上昇=リピート率、滞在率UP】 今後は上記の思考が有効となると考えております。

牙狼、仕置人、北斗の効果的な運用

前項のつづきとなりますが、前回のAZコラム内でお伝えしたように 【長期貢献機種の一つの基準として(2週目は320%超える支持率)であること】

今回の「牙狼8」はこの基準を満たしていません。その大きな要因として (供給過多:約50000台:全国設置比率4.3%―AZ調べ) と供給過多傾向であると考えられます。

支持率(1台当たりの遊技人口比率)より 逆算して適正値(320%)を算出した場合、その適正設置比率は(3.6%未満)となります。ここに各商圏の総設置台数を加味して自店の適正台数比率となるため、実際は(3%未満程度)が目安となります。

現在の数値推移状況のままの場合、今週の下落幅は大きくなると予測されるため、早期の適正台数化(低貸への分散、グループ未導入店への移設など)を図っておきたいところです。

また導入~現在まで玉利は(0.20円)を超えており、伴い運用スタート(S5.0以下)となっており、供給過多に加えてユーザー離れを加速する要因となっています。 導入前のシミュレーションからのリスクヘッジが裏目 となっています。

前項でお伝えしたように、「牙狼コンテンツ」「北斗コンテンツ」の集客力は高く、また今回の支持率推移からも判断できるように、その遊技客層の幅も多岐に渡るものとなります。

現在の状況は(供給過多)+(利益重視の調整)→(幅広い遊技客層の集客、多くのユーザーにとってのマイナスイメージ)となっており、

対策としては早急に

(供給過多)―分散による適正台数化 + (利益重視の調整)―お客様への利益負担(玉粗利)の軽減 ↓
(幅広い遊技客層の集客)―牙狼を楽しみにする多くのお客様の期待に応えプラスイメージへ

とすることで自店への信頼を付けておきたいところです。

全国的に【牙狼=利益=使い捨て】の風潮のため、差別化が可能な状況とも捉えられます。多くのユーザーが興味をもつコンテンツのため、信頼に応える調整は今後にとっても大きな差別化となります。 これらは以降の【仕置人:5万台】【北斗:5万台】にも同様のことが言えます。

またさらに有効な提案や詳細な手法は中嶋塾本講義で公開予定です。 (次回は7/27(土))

ぜひご来塾、ご視聴くださいませ。 最後までご覧いただきありがとうございます。

ご質問、ご支援の問合せなどございましたら 中嶋・佐々木・畠中までお問合せください。

よろしくお願い致します。