トレンド機種

2019.9.11

トレンド機種【S/叛逆の物語/FH】 1week運用状況から見る効果的な運用

トレンド機種【S/叛逆の物語/FH】 1week運用状況から見る効果的な運用

期間9/2-8日まで 1週間平均
S/叛逆の物語/FH 販売台数30,000台予定

 

期間データより(設定別差枚数ポジション)

※赤囲いは出現率4%以上の差枚数ポジション
全設定共通事項として赤囲い内合計出現率は92%を超える。(絆87%リゼロ93%程度)つまり事故率は低く、店舗の運用状況から顧客の指標となりやすい部類の機種となる。

出現頻度4%以上の赤黒差玉割合は下記の通りとなる。
設定① 赤25.8% 黒67.1%
設定② 赤32.7% 黒62.5%
設定③ 赤41.7% 黒52.5%
設定④ 赤54.3% 黒42.3%
設定⑤ 赤57.7% 黒29.5%
設定⑥ 72.3% 黒21.1%

 

今後の運用について

リゼロ増台が控えた中、全国的にリゼロ顧客シェア争奪戦が継続している状況は続き、同期間内の「叛逆の物語」玉利24銭に対し「Re:ゼロ異世界」玉利7銭となっている。

現時点の顧客相関、回遊性は旧内規GODシリーズと相関があり特性も似ている状況を考えると、今後の高純増タイプの立ち位置は「GODシリーズ」代替機としての育成が望ましいと考えられる。であれば、特性も似ている事から、今後は「特定日・週末・繁忙期」での数値上昇率が高まる機械であり、平日稼働の底上げは夜顧客主体となる為、上記以外の営業日では過度な放出よりも原資確保が望ましい。よって平日は「叛逆の物語」を優遇「高純増タイプ」は特定日・週末・繁忙期で優遇が良い。

 

「叛逆の物語」運用方法

 

上記は設定別実績となる。初週傾向より現時点では、中間設定でも十二分に客滞率は高く、想定単価を大きく下回る為、設定②をベースに中間多用を推奨。設定①は極端に客滞率が下がり、(235.2%)①ベースでは2週目より顕著に稼働が下がる可能性が予想される。

つまり、初週実績からコンテンツ期待値>出玉期待値の傾向が初週の数値傾向であり、設定①のみ例外となり、コンテンツ期待値<不快指数となっている傾向と判断出来る。

高設定は客滞率と単価からも判別が容易と推測出来るが、現時点では過度な使用は必要とせず、設定②客滞率の低下が進めば使用率を高める事が理想。
(現時点ではコンテンツ期待値>出玉期待値の為、客滞率低下=逆転傾向の始まり)
全機種基本的には1週目、2週目以降と使用設定は変化させていく事は必要であり、その判断基準は設定別客滞率、設定別単価、設定別出玉率を基に判断したい。

 

(株)AZエンターテインメント 小型店舗・中型店舗専門プランナー 佐々木