コラム

2022.4.14

【コラム】NEXT佑「次回、皐月賞の見解は…」

【コラム】NEXT佑「次回、皐月賞の見解は…」

こんにちは。株式会社NEXT佑の森藤です。

今回はコラムを担当させて頂くことになりました。宜しくお願い致します。

 

現在、4月10日(日)17時・・・本日のG1・桜花賞で「帯狙いの大勝負」から約1時間半・・・

やっと気持ちの整理がつき始めたのでコラム作成をスタートさせました(涙)

本命軸に「3番人気・ウォーターナビレラ(武豊)」・・・はい!これ大正解!2着ゲット!

対抗に「7番人気・スターズオンアース(川田)」・・・はい!これもしっかり抑えてました!見事1着!

さああとは「荒れるだけ!」なのに・・・「3着が6番人気・ナムラクレア(浜中)」って・・・

最後まで悩んで切った馬が突っ込んできたときの「衝撃=悲痛」を久々に体感出来ました💦

 

まだ心の傷が癒えない不完全燃焼状態なのでこのままだと「来週の皐月賞の見解」に入ってしまいそうなので・・・

とりあえず本題に入りますね。

 

3月中旬から下旬にかけて「中古機価格がまた上昇している!」という声を聞きました。

気になったので「現在導入可能なPS中古機種(約600機種)の価格」を調べてみました。

(個人的に管理シートで2週間に1回ペースで中古価格を入力していることもあって)。

結論としては「①三共枠・大都枠が上昇・高騰傾向」と「②この半年間で発売された一部で高騰傾向」であっただけかと思われます。

 

「①」に関しては三共枠に関しては「三共様の今後のラインナップと使用する枠の話」が最近出てきたことに

よって「安価なうちに早めの枠確保戦略」が様々な法人で実施され始めたからといえるでしょう。

問題は大都枠です。これは「今夏予定されている?Reゼロ・鬼がかりの追加発売はべニア中心になるかも」

的な話が一気に広まり「大都枠を抑えておかなくては!」という流れになりました。

ただ大都枠には「大きな問題」があります。それは大都枠自体が非常に少ないということですね。

現在、「購入⇒導入⇒設置」までが可能な機種は「3機種」になります。

2019年8月発売 Pガンスリンガーストラトス(ライト) 発売台数:4,300台

2020年3月発売 Pガンスリンガーストラトス(甘デジ) 発売台数:3,000台

2021年1月発売 P  Reゼロから始める異世界生活    発売台数:8,000台

すでに検定切れになっている「Pぱちんこ押忍!番長2シリーズ(発売台数:合計9,800台)」となってます。

現在は全てが「中古価格10万円越え」となっております。こちらは今後も品薄で高騰傾向が強そうですね。

 

私は支援先に枠高騰も予想して2月に検定切れる前の「Pぱちんこ押忍!番長2(甘デジ)」を「6万円」で導入してもらったところ「導入から5週で粗利●●万円/台」としっかり稼いでくれております。

(クライアント様データのため粗利詳細はふせさせて頂きます。)

 

 

 

次の「②」に関してはどうしても中古機選定をする際は「記憶に残っている範囲から選ぶ傾向が多い」ことからそうなったと思うのですが、結構「もったいない=償却できるのかな?」と感じることがありますね。

 

まずは2022年の「大局的な見解」をしなければなりません。皆さん、2022年はどのくらいの新台が発売されると全体予測されているのでしょうか?

・半導体などの部品が手に入りにくい時代

・不安定な世界情勢とそれに伴う燃料系資源の高騰

・先行きが見えないコロナの影響

 

今年を考えるうえで「この外的マイナス要因」を念頭に置いて事業計画を組む必要があります。

いろんなメーカー関係者の方とお話ししても「今年の販売台数は厳しい」という声が必ず出てきます。

そう考えると「半導体のムダ遣い」はやめてほしいですね。あのメーカーのあの機種とか・・・

 

店舗としても「新台を希望台数で導入したい」、お客様も「新台を自分のマイホで打ちたい」という「需要」と

メーカーサイドの「供給」がマッチングしにくい1年になる可能性が高いですね。

 

その中で私たちも「創意と工夫」で乗り越えなければなりません。

特に今は「エヴァ&Reゼロ・鬼がかり効果」で「お客様のミドル機種への欲求」が高まってきております。

もちろんお金を出せばどんな中古機種も手に入りますが、それでは「儲けの法則:粗利-機械代=純利益」から大きく外れてしまいます。

そこで最近の「中古機活用実例」をいくつか紹介したいと思います。

 

その1

大手・Dステーション(東京)の導入実例

「復活導入」という形で「2021年4月発売のPウルトラマンタロウ2K6」をバラエティーに導入

「見せ方:継続率が高い」も上手だなあと感じた(すぐにパクりました)。

ミドル不足という現状も踏まえれば数値次第では「やり方:連続増台・一等地への配置」などの工夫の余地あり。

また「過去の導入時(発売当初)」の実績(2021年4月)は下記になります。

「投資金額:中古導入費用」も6万円前後であれば「確実な減価償却+粗利」は短期間で見込める。

そう考えると「損はない機種」「当たったらラッキー機種」になっているかと思われます。

 

ミドル機種ではないですが2月に中古機導入して「高稼働・高収益」だった機種も少し紹介しておきます。

・Pうる星やつらM3-K(検定:5月・ライトミドル)⇒3万円で購入・初週で粗利二桁越え(●●万円)

・P鉄拳3(検定:6月・ライト)⇒3.5万円で購入・波が荒くお客様の支持が高いため稼働◎&粗利も◎

 

「過去の導入時(発売当初)」の実績は下記になります。

新台の確保が難しくなることも踏まえて様々な中古機施策をトライしてますが上記以外にも

「成功:粗利確保がしっかりできた」や「失敗:稼働しない・粗利確保で苦戦」はもちろんあります。

このあたりはまた機会があればまとめてお話しできればと考えております。

 

私はこの2022年は「しっかり儲ける:粗利-投資=純利益を残す」ということに重きをおいています。

(しっかり生き残るという意味でも)

 

そのための1つとして「中古機施策」を下記の方針で運用しております。

  • 集客のアクセント:お客様の潜在ニーズをくすぐるような機種選定またそれに合わせたコーナー設立
  • 純利益の絶対確保:投資に対して「5週以内で償却率400%以上」を一つの指標とする

 

各法人様の状況によっても営業施策の違いはあると思いますが・・・

 

私たちには現段階で常に「新台+PS中古機の約600機種(検定が残っている機種)が選択できる」という

「平等な条件」を幅広く活用すると意外と面白いやり方が生まれてくる期間とも考えられます。

 

厳しい時代はまだ続きそうなので・・・脳汗をかきながら共に頑張っていければと思います。