コラム

2019.7.17

【AZコラム】最新運用考察!

【AZコラム】最新運用考察!

トレンド機種 1week運用状況から見る効果的な運用

期間7/8-14日まで 1週間平均

P牙狼冴島鋼牙XX-MU 設置50,000台

機種 P牙狼冴島鋼牙XX-MU
日数 7
打ち込み 43,885
有効S 4.90
入賞S1 5.08
MY 13,028
ベース 30.56
玉単価 1.361
玉利 0.213
台売上 59,713
台粗利 9,339
利益率 15.64%
勝率 42.06%

 

導入週としてのアウト数値は高くユーザーの大半が集中傾向となったが明らかに台数過多の為、支持率は初週231% 翌週速報285% 上昇値+54%と長期貢献指標である

300%を下回る結果になった。今後も保有台数は一定数必要な機種群である事に変わりはなく、競合との差別化を図る必要がある機種となる。

 

全国データと個別店データからの考察

明らかに低い客滞率

初日より明らかに客滞率が低く、等価エリア110% 非等価エリア130%前後で推移特に、非等価エリアでは適正台数店舗以外の大量導入店舗では120%以下、2番店舗でも適正台数導入店舗では140%以上の傾向が強く、大量導入店舗では放出しない場合は離反は今週更に加速すると予測出来る。

 

運用としての差別化

客滞率が低い理由は

今週平日より全国Sは4.9と先週と比べ上昇しておらず、王利も20銭以下は一度も無い状況から率先して優遇し客滞率の上昇を促しておきたい。

  • スタートが回らない
  • 初当たり出玉が多い
  • 突入率が低い
  • TSが重い

上記の理由により客滞率の低下とシミュレート以上の高粗利を実現しているが、アウト低下が始まると、悪循環に陥り離反は加速する為、下記の運用を推奨

店舗傾向別運用

  • 9月中の減台スキーム店舗OR適正台数店舗 

王利10銭程度を目安に有効Sを優遇

  • 9月以降も適正台数を上回る店舗

シェア確保を望むのであれば王利5銭以下目安に有効Sのを優遇

利益優先でも10銭程度を上限目安に。但し売却減台し適正比率化の視点は必要。

放出による稼働維持も新機種の登場で困難になる可能性が高く、

旧基準機へ回帰が予想される為。

  • 適正台数以下

王利20銭を目安に有効Sは維持で良い。

その他の運用基準としては商圏客数と交換率や商圏台数シェア・店舗台数シェアによるが客滞率基準での運用が一番最適な判断が行いやすい。

等価であれば120以上を維持出来るS帯域 

非等価であれば130以上を維持出来るS帯域

を維持する事が唯一の機械寿命を延ばす取り組みとなるが、集客力は今週より顕著に低下すると予測され投資効率は悪い為、店舗による運用の明確化が必要な機種となる。

以上をご参考の上、各店舗様の状況に落とし込んで頂ければ幸いです。

 

(株)AZエンターテインメント 小型店舗・中型店舗専門プランナー 佐々木