コラム
2026.10.26
第109回 中嶋塾 (出張開催・札幌)レポート 2026/9/26
2026年9月26日、第109回となる中嶋塾を札幌で開催しました。今回は「縮小する市場の中でどう攻めるか」が全体を通じたテーマとなりました。
前説明ー理事
■ AIによる来店データ分析
顔認証AIを活用し、約2万4千人の来店傾向を分析した事例が紹介されました。イベントを月内に散らすよりも、3〜4日連続で来店してもらう方が定着しやすいという興味深い仮説が示されました。
森藤理事
■ 新機種評価と業界動向
バジリスクと番長の比較では、万人向けで扱いやすいバジリスクに対し、一撃性が魅力の番長は店舗の運用力が問われる機種と評価されました。
また、今年のパチンコ販売台数は過去最低の約65万台となる見込みです。機種の実力以上に販売台数が多いことが稼働低下につながっているとして、ホール側の「買いすぎ」に注意が呼びかけられました。
徳山理事
■ 新たな取り組みのヒント
パチンコ店跡地を活用したクレーンゲーム店の視察報告や、機種ごとのおすすめカスタムをホールから提案する取り組みなど、すぐに実践できるアイデアも紹介されました。
■ 中嶋塾長の講演
中嶋塾長からは、以下の提言がありました。
・ガロや設定付き機を活用し、スロットのお客様をパチンコへ誘導する
・2月の閑散期を見据え、再導入機種を早めに計画する
・広告規制の強化に備え、SNSとオープンチャットの連動を進める
・会員データを活用し、再来店につながっているかを管理する
石川理事
■ 現場力と経営の実務
店長の本気度が業績を左右するとして、日々の業務を「作業」で終わらせず、成果につなげる意識の大切さが語られました。
さらに、貯玉再プレー手数料8.75%の妥当性や、AIを使ったポスター制作の実例など、経営実務に直結する解説も行われました。
■ まとめ
今回の勉強会で繰り返し語られたのは、「攻めないことこそがリスクである」という視点です。小さく試し、実際に動いた店舗だけが次の答えを得られる――そんなメッセージが強く印象に残る回となりました。
